ホストファミリー募集
2019-20年度 ホストファミリー募集
AKP同志社留学生センター(以下AKP)は、同志社大学今出川キャンパスで留学プログラムを運営する機関です。アメリカ合衆国に本部を置く
留学生がご家族の一員として生活することは、日本の社会・文化をより身近に体験し理解する最良の道であるとともに、ホストファミリーにとっても貴重な体験となることでしょう。ぜひこの機会にホストファミリーとしてご登録ください。
受入期間 |
2019年9月~2020年4月( 通年) 2019年9月~12月(秋学期) 2020年1月~4月(春学期) |
受入条件 |
勉強しやすい環境の個室 (学習机、寝具、冷暖房器具) インターネット、朝食・夕食の提供 同志社大学今出川キャンパスから片道約1時間以内 家族の一員として留20受け入れられること 留学生の受入れは、各ホストファミリーにつき1名のみ |
謝礼 |
食費・光熱費の補助として謝礼金をお支払いします。 |
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ/資料請求
AKP 同志社留学生センター
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学内 待辰館2階
Tel: 075-251-3225 | Fax: 075-251-3084 | E-mail: [email protected]
◆ AKPと同志社大学 AKP and Doshisha University
AKPは設立当初から現在に至るまで、同志社大学と友好的な協力関係を築いてきました。同志社創立者の新島襄はAKP加盟校アーモスト大学の卒業生で、両大学には設立時からの長く密接な交流の歴史があります。同大学はその建学の理念に国際主義を据え、世界各国の大学との国際交流を実践しており、AKP加盟校13校とは交流協定が結ばれています。
AKPは組織的には独立しながらも、多方面で同志社大学からの協力・支援を受け運営されています。同志社大学がAKP生の身分を保証し、同志社大学日本語・日本文化教育センター特別留学生として、法務省からビザを受理しています。また、在籍中は、図書館やコンピューターセンターなどの施設を同志社大学生と同様に利用することが許可されています。さらに、所長室、研究室、図書室、事務室、学生ラウンジなどセンター専有の施設をはじめ、教室その他の設備など、充実した学習環境の提供、客員教授のビザ、住居等への協力も受けています。カリキュラムの面では、同志社大学と合同で、日米比較文化コース「ジョイント・セミナー」が毎秋学期開講されています。これは、同志社生とAKP生が一緒に受講するコースで、多彩なゲスト・スピーカーによる講義や討論を含む授業が英語で行われ、貴重な知的交流の場として毎年人気を博しています。他にも、同志社大学のクラブ・サークル活動に参加する機会が与えられるなど、活発な課外活動や同世代の若者との交友を深める好機等、有意義な留学生活を送る環境が整えられています。
一方、AKP加盟校13校と同志社大学の交流協定により、毎年数名の同志社生が外国留学奨学制度のもと、AKP加盟校で学んでいます。また、AKP加盟校から同志社大学に研究者が派遣されるなど、学術面での交流も行われています。2006年6月には、同志社大学今出川キャンパスで第1回AKP・同志社ジョイントシンポジウムが行われ、一般からも多数の参加者を集め好評を得ました。
◆ AKPの歴史 The History of AKP
1960年代、アメリカにおける日本への関心が深まり、大学でも日本史、日本語、日本文化など日本研究科目が盛んに教えられるようになりました。学生の興味の高まりに応え、アーモスト大学そしてカールトン大学は、学生たちの留学の機会を求め、独自のプログラムを設立することを提唱し、1968年、同志社大学の設立者新島襄の母校であるアーモスト大学と長い交流の歴史を持つ同志社大学に留学プログラムを設立することを考案しました。1971年にはコネチカット、マウントホリヨーク、ウェズリアン、ウイリアムズ大学を加えた6大学が合意し、マサチューセッツ州アーモスト市でAssociated Kyoto Programが設立され、1972年より同志社大学でプログラムが開始されました。初年度には14名の学生が参加しています。それ以降、バックネル、コルビー、オベリン、スミス、ウイットマン大学などが次々に加わり、さらに、ベイツ、ポモナ大学の加盟により、現在では13の大学が加盟校に名を連ねます。現在までに約1,500名の学生がプログラムに参加しています。
◆ 組織について About AKP
AKPは、大学教育を目的としたアメリカ・マサチューセッツ州の公益法人(Charitable Organization Incorporation)です。また、日本においてAKP同志社留学生センターは、任意団体となっています。AKPでは参加学生の学費と各加盟校からの年会費に加え、日米の財団・企業からの出資・助成金からなる基金を資金とし、非営利目的の事業を行っています。
AKPは同志社大学との密接な連携を保ち、同志社の中に位置しつつも、財政的、教学的には独立した運営をしています。通常年1回の理事会、2回の実行委員会が加盟校の持ち回りで開催され、理事長および所長の任命、留学生センターの教職員の採用、カリキュラムおよびプログラムの方針決定が行われます。
運営機関として下記の3つの事務局が設けられています。
◇ AKPエージェント校(AKP加盟校内に設置)
運営資金、奨学金、成績管理などプログラムの財務・管理を代行します。
◇ AKPアメリカ事務局(通常理事長が在籍する大学に設置)
参加申込・選考事務、渡航手続き、理事会の決定事項の遂行など、アメリカでのプログラム全般の運営を行います。
◇ AKP同志社留学生センター
受入機関として同志社大学内にセンターを置き、日本におけるプログラム全般の運営を行っています。
理事会で任命された所長を最高責任者とし、専任日本語講師(4~5名)、客員講師・非常勤講師(4~5名)、事務職員(4名)により構成されています。
センターでは、授業にまつわる教務・事務、学生の課外活動支援、ホームステイなどプログラムの安全かつ円滑な進行、内容の充実を目的とした業務を行っています。
◆ ホームステイ Homestay
AKPでは、創立当時から学術面の充実と同様にホームステイを重要な留学経験と考え、参加するすべての学生にこれを義務付けています。日本の家庭で生活することは、言語、文化、習慣を直に体験し、日本人の思考をより深く理解する最良の機会といえます。また、成長期の若者が、自分とは異なる文化や人々を受け入れ、適応・共存していく過程で、寛容と調和を学び、成熟した人間性を形成していく上でも大きな役割を果たしています。同時に、ホームステイは民間の国際交流の場ともなっており、多くの学生がプログラム終了後、最も思い出に残る有意義な経験としてホームステイを挙げています。ホストファミリーは希望登録制で、ホームステイプログラムは、多くの方の善意、社会貢献と国際理解への熱意に支えられ実現しています。
◆ 授業の概要 The Curriculum
AKPは秋学期(9月~12月)と春学期(1月~4月)の2学期制で、各学期日本語集中コースと2科目の選択科目が必須となっています。1学期4科目の取得が求められ、プログラム中に取得した単位と成績はすべて正規単位として各学生の所属大学で認定されます。
AKPは秋学期(9月~12月)と春学期(1月~4月)の2学期制で、各学期日本語集中コースと2科目の選択科目が必須となっています。1学期4科目の取得が求められ、プログラム中に取得した単位と成績はすべて正規単位として各学生の所属大学で認定されます。
◇ 日本語集中コース Intensive Japanese
日本語集中コースは、会話、文法、作文、読解など総合的な日本語力を高めることを目的とし、月~金の毎日授業が行われています。クラスは少人数制で、学生の能力に応じた指導が実施されています。
◇ 選択科目 Elective Course
選択科目には、加盟校からの客員教授や同志社大学をはじめ関西在住の日本研究者を講師として迎え、各科目週2コマ(1コマ90分)の講義が行われます。講義内容は学期ごとに変わり、日本に関する人文科学や社会科学系(文学、歴史、宗教、経済、政治、美術史など)のコースが各学期数科目開講され、学生はその中から2科目を選択し受講します。講義はアメリカの大学と同様に英語で行われますが、史跡、文化財見学や伝統芸能鑑賞などのフィールドトリップ(校外見学)も多く実施され、文化の中心地である京都で学ぶ利点を大いに生かした授業が行われています。
AKP加盟校 AKP Consortium Institutions
13の加盟大学は、いずれも全米有数のリベラル・アーツ・カレッジ(Liberal Arts College)の名門校です。およそ300年の歴史を持つリベラル・アーツ・カレッジは、アメリカの大学教育において重要な役割を果たし続ける合衆国独特の教育組織です。リベラル・アーツ・カレッジは総合大学と違い、学生数1,000~3,000人の小規模な大学で、幅広い教養を身につけた全人教育を理念としています。学生と教授の比率が平均10対1という恵まれた学習環境にあり、少数精鋭の質の高い授業ときめ細かな指導が実践されています。ほとんどが全寮制で、価値観、宗教、人種の異なる学生たちと協調して生活することを学び、豊かな人格を形成することに重点をおいています。卒業生の多くは大学院に進学し、各分野で活躍しています。
AKP加盟校名 | 所在地(市・州) | 創立年度 | |
---|---|---|---|
アーモスト大学 | Amherst College | Amherst, Massachusetts | 1821年 |
ベイツ大学 | Bates College | Lewiston, Maine | 1855年 |
バックネル大学 | Bucknell University | Lewisburg, Pennsylvania | 1846年 |
カールトン大学 | Carleton College | Northfield, Minnesota | 1866年 |
コルビー大学 | Colby College | Waterville, Maine | 1813年 |
コネチカット大学 | Connecticut College | New London, Connecticut | 1911年 |
マウントホリヨーク大学 | Mount Holyoke College | South Hadley, Massachusetts | 1837年 |
オベリン大学 | Oberlin College | Oberlin, Ohio | 1833年 |
ポモナ大学 | Pomona College | Claremont, California | 1887年 |
スミス大学 | Smith College | Northampton, Massachusetts | 1871年 |
ウェズリアン大学 | Wesleyan University | Middletown, Connecticut | 1831年 |
ウイットマン大学 | Whitman College | Walla Walla, Washington | 1836年 |
ウィリアムズ大学 | Williams College | Williamstown, Massachusetts | 1793年 |
AKP加盟校地図 AKP Consortium Schools
ほとんどの大学が自然環境に恵まれた静かな地域にキャンパスを構えています。
AKP年表 AKP Chronology
1968(昭和 43)年 | アーモスト大学、カールトン大学、日本における留学プログラム設立草案作成 |
1970(昭和 45)年 | ニューイングランド地方のリベラル・アーツ大学数校による、日本留学プログラム設立検討会議開催 |
1971(昭和 46)年 | Associated Kyoto Program(AKP)創設(9月25日 於:マサチューセッツ州アーモスト市) 参加校:アーモスト大学、カールトン大学、コネチカット大学、マウントホリヨーク大学、ウェズリアン大学、ウィリアムズ大学 |
1972(昭和 47)年 | 同志社大学におけるプログラム開始(第一期生14名参加) |
1973(昭和 48)年 | 初のAKP会議開催(於:カールトン大学) 条例設定、教育方針確認、所長任命などについて協議 スミス大学7校目のAKP加盟校となる |
1974(昭和 49)年 | 同志社大学が正式にAKP受入認可 |
1970 年代 | コルビー大学、バックネル大学、オベリン大学、ウイットマン大学加盟 |
1980 年代 | ポモナ大学加盟 |
1980(昭和 55)年 | 同志社大学と協定書締結 |
1982(昭和 57)年 | AKP10周年記念式典開催(於:同志社大学) |
1987(昭和 62)年 | 公益法人として認可される(於:マサチューセッツ州) |
1990 年代 | ベイツ大学加盟 |
1997(平成 9)年 | AKP25周年記念式典開催(於:同志社大学) |
2003(平成 15)年 | 同志社との協定書を改正・更新 |
2006(平成 18)年 | AKP・同志社ジョイントシンポジウム開催(於:同志社大学) |
2012(平成24)年 | AKP40周年記念式典開催 (於:アーモスト大学) AKP40周年記念講演会開催 (於:同志社大学) |
◆所在地 Location
◆アクセス Access
地下鉄:今出川下車 徒歩3分
京阪:出町柳下車 徒歩15分
バス:烏丸今出川下車 徒歩2分
◆ 連絡先 Contacts
〒602-8580
京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学内 待辰館2階
AKP同志社留学生センター
TEL:075-251-3225 FAX:075-251-3084
Eメール:[email protected]